講談社現代新書
今までの講談社現代新書といえば、以下の装幀でしたが・・・。
現代新書は1964年に創刊されました。おかげさまで創刊40周年の節目を迎えることができました。40年の長きにわたりご愛読いただいていることに深く感謝いたします。 このたび、40周年を機に装幀を一新することにいたしました。現代新書が装幀を変えるのは33年ぶり2度目のことです。
いま、世の中は大きく変わろうとしています。従来では考えられないような事件が連日のように起きています。たとえば、二大政党はともに憲法改正を論議していますし、巨人戦の視聴率は低迷し、選手会の奮闘にファンは快哉を叫びました。社会の根底で何かが転換しようとしているのです。そんないまだからこそ、新書の出番なのです。 新書は新しい思想や文化や価値観や情報を、いち早く、わかりやすくコンパクトに提示できるメデイアです。そういう新しい時代に向き合う姿勢を、今回の新装幀に託しました。
新刊は、どれも新しい教養書と呼ぶにふさわしい内容です。また、装幀も一冊一冊異なる色をほどこしてあります。
ぜひ、手に取ってみてください。そして、今後とも、現代新書をかわいがってやってください。
皆さん、どう思いますか?
とってもポップで目立ちますが、なんか恥ずかしいカラーリング。
「また、装幀も一冊一冊異なる色をほどこしてあります。」とあるが単に目立つカラーリングにしただけ・・・。確かにシンプルなカバーなので一冊一冊の表紙のイラストを考えずにすむので安上がりになるんでしょうけど、せっかく落ち着いた雰囲気の新書コーナーが台無しになりそう・・・。(実際には、もう台無しです。)
あと、消費税導入の時など、「新装幀を導入する時=値上げの時」であり、「新装幀を導入する時=売れない本が絶版になる時」なので、今のうちに買える本を買っておかなければ・・・。